中国語のシャドーイングと録音 ― 発音を自分で直す比較の技術

Pletec LLC Editorial Team ·

シャドーイングは、音声のすぐ後を追ってまねる練習です。ただし、長い会話を追いかけて苦しくなるだけでは発音は直りません。10秒前後の短い素材を使い、一回につき一つの観点だけ比べると、独学でも改善点が残ります。

4段階の練習

  1. 音声だけを二回聞き、内容と音節の数をつかむ。
  2. スクリプトとピンインを見て、声調・軽声・息を確認する。
  3. 一文ずつ止めて模倣し、次に止めずに後追いする。
  4. 自分だけを録音し、お手本と交互に再生する。

素材は、你好(nǐ hǎo)のような一語から始めても構いません。慣れたら 我想喝咖啡(wǒ xiǎng hē kāfēi)のような五〜六音節の文へ進みます。意味を理解している素材を選ぶと、音を追うことに集中できます。

録音で見る三つの項目

録音を聞くときは、次の三つから一つだけ選びます。

観点確認する質問
声調上がる音・落ちる音が平らになっていないか
子音有気音の息、そり舌の位置が消えていないか
リズム軽声を重く読んだり、音節ごとに止まったりしていないか

「発音が悪い」という感想は、次の練習に使えません。「q の息が弱い」「二つ目の第三声まで下げている」のように、動作へ言い換えます。一回直したら録音を更新し、以前の録音は残して比較できるようにします。

続けるための最小ログ

日付、練習した語句、直した一項目だけをメモします。例は「7/16:不是(bú shì)/不が第四声の前で上がること」。毎日新しい素材を増やすより、三日後に同じ語句を録音して変化を聞くほうが効果的です。練習する語句は発音・総合演習から選べます。