中国語発音の学習順 ― ピンインから会話まで
発音は一度に完璧にしようとせず、次の順で進めます。
- ピンインの子音・母音を読めるようにする。
- 四声を単音ではなく二音節で練習する。
- よく使う単語と短文を音読する。
- 録音して、自分の声を手本と聞き比べる。
会話を始めるのを待つ必要はありません。短いフレーズを使いながら、つまずく音だけに戻るほうが定着します。
最初の2週間の目安
全部のピンインを一日で覚えるより、音の違いを少しずつ増やします。毎日15〜20分なら、次の配分が現実的です。
| 日程 | 中心にすること | その日に確認すること |
|---|---|---|
| 1〜3日目 | 四声 | mā/má/mǎ/màの声の動きを大きく出す |
| 4〜6日目 | 韻母 | u/ü、-n/-ngを口と鼻の響きで分ける |
| 7〜9日目 | 有気音 | b/p、d/t、g/kで息が出るかを確認する |
| 10〜12日目 | 舌の位置 | zh/ch/sh、j/q/x、z/c/sを別の組にする |
| 13〜14日目 | 短い語句 | 你好(nǐ hǎo)、谢谢(xièxie)を止めずに言う |
1日の練習を三つに分ける
最初の5分は、お手本を聞いて同じ音を言います。次の5分は、似た二つの音を交互に言います。最後の5分は短い語句を録音して比べます。新しい音を増やす日でも、前日に練習した対立を一つ混ぜてください。音が毎日リセットされず、違いの基準が残ります。
たとえば b/p の日は、bā/pāを交互に言ったあと、爸爸(bàba)と怕(pà)を聞きます。日本語のバ行・パ行として分類するのでなく、最初に息が続くかを確かめます。意味は後から覚えれば十分です。
次へ進んでよい基準
完璧になるまで一つの音に留まる必要はありません。お手本の直後なら同じ方向に声を動かせる、似た二つの音を聞いて違うと気づける、録音を聞いて直す点を一つ言える。この三つができたら次へ進みます。
ただし、声調を無視して子音だけを進めないでください。新しい声母・韻母を練習するときも、第一声か第四声など一つの声調を必ず乗せます。単音では言えても二音節で平らになるなら、声調を聞き分ける練習と声母・韻母ドリルを一日5分ずつ往復しましょう。