就職でアピールするならHSK何級? ― 履歴書に書く目安と中検との使い分け

Pletec LLC Editorial Team ·

「履歴書に書くならHSK何級から?」は、中国語学習者がよく気にするポイントです。級ごとの目安と、国内就職での中検との使い分けを整理します。

履歴書で実用ラインとされるのはHSK4級

HSKの級別ページでも触れているとおり、HSK4級(目安語彙約1,200語)は「幅広い話題を中国語で会話できる」レベルとされ、履歴書に書ける実用ラインの目安とされています。詳しくはHSK4級とはを参照してください。

  • HSK3級以下: 基本的な会話レベル。「学習中」であることは伝わるが、実務での即戦力としてのアピールはまだ弱い。
  • HSK4級: 幅広い話題で会話できる目安。実用ラインとして履歴書に書きやすい
  • HSK5〜6級: 新聞・雑誌の読解や、情報をスムーズに理解・表現できるレベル。通訳・翻訳、専門性を要する業務でのアピール材料になりやすい。

級が上がるほど強いアピールになるのは当然ですが、「最低ラインとしてまず目指す級」という意味ではHSK4級が一つの目安になります。

国内就職では中検も選択肢になる

留学や海外勤務を前提にしないなら、日本国内での就職・転職では中国語検定(中検)も有力な選択肢です。中検は日本語↔中国語の翻訳問題が出題され、「日本語話者としての翻訳力」を測る試験という特徴があります。

  • 海外勤務・中国留学の予定がある → 国際基準で通用するHSK
  • 日本国内での就職・転職で、翻訳力や実務対応力をアピールしたい → 国内での認知度が高い中検

両者の違いの詳細はHSKと中検の違い、級の対応の考え方はHSKと中検、級の難易度はどう対応する?を参照してください。

迷ったらどちらを目指す?

上のとおり、海外・留学志向ならHSK、国内就職で翻訳・通訳寄りの業務を目指すなら中検も並行、が基本の考え方です。どちらか一つに絞りたい初心者は、初心者はHSKと中検どちらから始めるべき?も参考にしてください。

まとめ

  • 履歴書に書く実用ラインの目安はHSK4級(幅広い話題で会話できるレベル)。
  • HSK5〜6級は通訳・翻訳など専門性の高い業務のアピール材料になりやすい。
  • 海外・留学志向ならHSK、国内就職の翻訳力アピールなら中検も選択肢に入れる。

まずは現行HSK 2.0公式語彙・文脈チェックで公式語彙の手応えを確かめ、HSK4級とはで実用ラインまでの距離感をつかんでみてください。