中国語の声調(四声)のコツ ― 通じる発音のために

Pletec LLC Editorial Team ·

中国語で「通じる発音」になるかどうかは、声調(四声)にかかっていると言っても過言ではありません。同じ音でも声調が違えば別の意味になるため、発音練習では声調を最優先しましょう。基本のピンインについてはピンイン入門もあわせてどうぞ。

四声のおさらい

声調記号イメージ
第一声高く平らに保つ (mā) お母さん
第二声一気に上げる (má) あさ
第三声低く抑える (mǎ)
第四声上から下へ落とす (mà) ののしる

声調を覚えるコツ

  • 手を動かす: 声の高さに合わせて手を上下させると、体で覚えられます。
  • 音を真似る: 音声を聞いて、同じ高さ・動きで声に出す。知識より模倣が近道です。
  • 単語ごと声調で覚える: 単語を覚えるとき、意味・ピンインと一緒に声調もワンセットにする。

高さより「動き」をまねる

男性・女性、年齢によって声の高さは違うため、見本と同じ高さの声を出す必要はありません。大切なのは、平らに保つ、上へ向かう、低く沈む、下へ落とすという方向です。自分の出しやすい高さで、動きだけを大きくしてから、語句の速さへ戻します。

第三声は、単独で練習するときに「低くしてから少し戻す」形を確認します。しかし会話では、後ろに続く音の前で低く抑えるだけになることも多くあります。単独の形と、語句の中の形を同じにしようとしないでください。

注意したい声調の変化

第三声の変調

第三声が2つ続くと、前の第三声は第二声に変わります

  • 你好 (nǐ hǎo) → 実際は「ní hǎo」のように発音。

また、第三声の後に他の声調が続くときは、低く抑えるだけの「半三声」で発音するのが自然です。

「一」と「不」の声調変化

  • (bù): 後ろに第四声が来ると に変わる。例: 不是 (bú shì)。
  • (yī): 後ろに第四声が来ると 、それ以外の声調の前では に変わる。例: 一个 (yí ge)/一天 (yì tiān)。

軽声

本来の声調を失い、軽く短く添える音を軽声といいます。例: 妈妈 (māma)、谢谢 (xièxie)。

声調を単語学習へ埋め込む

新しい単語を覚えるときは、漢字、意味、ピンインだけを眺めず、最初に三回音読します。そのあと、同じ声調の語を一つ探します。たとえば 学校(xuéxiào)なら、二声+四声という形を意識し、朋友(péngyou)や明天(míngtiān)とは違う動きを聞きます。声調を単語カードの追加情報にせず、単語そのものの一部として記憶することが、聞き取りへの最短経路です。

単音の練習ができたら、声調を聞き分ける練習で似た語を比べ、次に声調変化で語句へ進みます。

まとめ

  • 中国語は声調で意味が変わる。発音練習は声調が最優先
  • 手の動きと模倣で体に覚えさせる。単語は声調ごと記憶する。
  • 第三声の連続、「一・不」の変調、軽声は頻出。早めに慣れておく。

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四声は「高さ」ではなく線の動きで捉える

人によって声の高さは違います。お手本と同じ音域を目指すのでなく、線がどちらへ動くかを大きくまねます。第三声は、単独練習と会話の中で形が異なる点に注意してください。

第一声高い位置を平らに保つ
第二声終点へ向かって上がる
第三声まず低く抑える
第四声短く、はっきり落とす

会話での第三声: 後ろに音が続くときは、低く抑えるだけの形になりやすくなります。你好(nǐ hǎo)のような変化は、線を最後まで描こうとせず、次の音へつなげます。