中国語の音節を組み立てる ― 声母・韻母・声調を一つにつなぐ
中国語では、基本的に一つの漢字が一音節に対応します。音節を読むときは、声母+韻母+声調を同時に扱います。たとえば 学(xué)は x、üe、第二声です。三つをばらばらに暗記するのでなく、口の動きを止めずにつなげます。
組み立てる順番
- 韻母だけを言い、口の形を決める。
- 声母を短く添え、息の有無を確認する。
- 最後に声調を大きく乗せる。
- 同じ形で別の声調を一つだけ試す。
たとえば q + üe + 4 なら 去(qù)ではなく、q に ü 系を合わせた què のような音を作ります。文字の順を読んで「ク・エ」と足すのではなく、前寄りの舌を保ったまま韻母へ移ります。
表記が変わる三つの場面
| 見た目 | 元の考え方 | 例 |
|---|---|---|
ju/qu/xu | j/q/x の後の ü は点を省く | 去(qù)、学(xué) |
yu | 母音から始まる ü に y を添える | 鱼(yú) |
iu/ui/un | iou/uei/uen の短縮形 | 六(liù)、对(duì)、论(lùn) |
この規則は、表記を正しく読むための補助です。迷ったら、必ず辞書の音声で確認します。母音の始まりを y/w で強く読んだり、iu を一つの日本語母音にしたりしないようにしましょう。
単音節から二音節へ
一音節を作れたら、二つ続けます。最初は声調の組み合わせを意識し、妈妈(māma)、学校(xuéxiào)、朋友(péngyou)のような身近な語を使います。音節の境目で毎回止まると、声調が平らになりやすくなります。母音を短くつなぎ、二つ目の声調まで一息で運びます。
書けるかどうかは補助的な確認に過ぎません。見ないで音声を聞き、どの声母・韻母・声調だったかを言えるようになると、単語を聞いたときの分解力が育ちます。次は四声の基本で、声調を音節の中心として扱います。