中国語発音の到達度チェック ― 会話へ進む前の10項目
発音の到達度は、「ネイティブに聞こえるか」だけで測りません。自分の音の違いに気づき、必要なら辞書の音声へ戻り、短い語句で言い直せることが大切です。次の10項目を、できる・練習中・戻る、の三段階で記録してください。
10項目チェック
- 四声を
mā/má/mǎ/màで大きく区別して言える。 - 二音節の語でも、後ろの声調まで保てる。
- 你好(nǐ hǎo)、不是(bú shì)、一个(yí ge)の変化を語句として言える。
uとü、-nと-ngを、お手本と比べて区別できる。b/p、d/t、g/kの息の違いを、紙や録音で確認できる。zh/ch/sh/rとj/q/xを、舌を反らすかどうかで説明できる。- 軽声を同じ強さで読まず、短い添え音として置ける。
- 初見の単語でも、ピンインから声母・韻母・声調に分けられる。
- 聞き取れない一音を、声調・韻母・声母のどこかに分けて考えられる。
- 10秒の音声を録音し、直す点を一つだけ選んで再録音できる。
結果の読み方
1〜3が練習中なら、単語を増やすより四声の基本と声調変化へ戻ります。4〜6が練習中なら、口の動きがまだ固まっていません。韻母・母音と声母・子音で、似た二音を交互に言います。
7〜10が練習中なら、単音の知識を会話へ移す段階です。シャドーイングと録音を使い、短い会話を一つ選んでください。すべてに「できる」を付ける必要はありません。会話を始めながら、週に一度この表へ戻るほうが、音は実際に使える形で伸びます。
次の学習へ
このチェックで大きな弱点がなければ、発音だけの練習時間を減らし、単語・会話の中で確認する比率を増やします。まずは基本フレーズを、ピンインと声調を意識して音読しましょう。話していて通じにくかった語だけを記録し、このガイドの該当章へ戻る。この往復が、長く続く発音学習の形です。