中国語の単語ノート・単語カードの作り方 ― 使える一枚に絞る
きれいな単語ノートを作ったのに、開き返さない。これは珍しいことではありません。ノートの役目は記録を増やすことではなく、次に見たとき、思い出す問題を一瞬で出すことです。
一枚一語、情報は五行まで
最初から辞書の説明を全部写すと、復習できません。一語について次の形に収めると、後で使いやすくなります。
预约 yùyuē
意味:予約する
かたまり:预约时间 / 预约医生
文:我想预约明天上午的时间。
注意:目的語を後ろに置く
ピンインを先頭に置き、声調記号を省かないことが重要です。「意味」「よく使うかたまり」「短い文」の三点があれば、辞書を開き直さなくても復習できます。
表と裏を分けて、思い出す向きを作る
カードは一方向だけにしません。次の二種類を混ぜます。
| 表 | 裏 | 目的 |
|---|---|---|
| 预约(yùyuē) | 予約する/我想预约明天上午的时间。 | 読んで・聞いて分かる |
| 「病院を予約したい」 | 我想预约医生。 | 場面から言う |
後者が少し増えるだけで、単語帳が会話帳に変わります。答えは一語に限定しなくて構いません。自然な言い方を一つ選び、口に出せたら正解にします。
色分けより、間違いの印を使う
色を何色も使うより、迷ったカードに一つだけ印を付けるほうが役に立ちます。
- ○:すぐ言えた。次は数日後に回す。
- △:意味は出たが、声調・字形・文があやしい。翌日に回す。
- ●:出なかった。音声と例文を確認し、その日の最後にもう一度。
この印があれば、ノートでもアプリでも「何を復習するか」が残ります。復習の間隔そのものは、中国語単語の覚え方・完全ガイドの表を目安にしてください。
紙とアプリの使い分け
紙は、似た字を比べたり、図・矢印でつながりを作ったりするのに向きます。アプリは、音声の確認、検索、復習の通知に向きます。どちらが正しいかではなく、毎日開ける方を主役にするのが答えです。
辞書の履歴やしおりは、あなたが実際に困って調べた語の一覧です。検索履歴を週に一度見返し、覚えたい語だけをカードに移せば、単語帳をゼロから作る必要はありません。辞書アプリの使いこなしも活用してください。
まとめ
- ノートは辞書の写しではなく、次の自分へ出す問題集。
- 一語につき、音・意味・かたまり・短い文を残す。
- 中国語から理解するカードと、場面から言うカードを混ぜる。